インレッド残照録

アクセスカウンタ

zoom RSS スラブ・ナメ滝の伽藍 仙ノ倉西ゼン。 2011/9/17日

<<   作成日時 : 2011/09/18 17:15   >>

ナイス ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 27

折角の3連休も天候は曇り・雨マーク、ここ暫く沢歩きをしていないので、どうせ濡れるのならばここは沢歩きにしようと、沢用地図を3枚ほど持って出かけました。谷川近辺は朝から結構な大雨、峠を越えて新潟湯沢付近は小雨程度。前回行けなかった、仙ノ倉西ゼンに行く事しました。

                  西ゼン第一スラブの絶景
画像



吊り橋を渡り1時間ほど平標新道を登り、道標と遭難碑が
一緒になって建っている辺りから入渓しました。

                       道標と遭難碑        入渓地点
画像画像



                           













雨は小振りですが止む事が無く降り続いて居ます。
遠くの山はその雨に霞んでいて、墨絵のように
ボカしています。

                   入渓の少し上流
画像

  
ゴーゴーと流れる沢、今日は少し水流が多いようです。
その音は時々はバスーンのように、またコントラバスの
ように響きながら流れています。

                  水量の多い今日の沢
画像


この沢は大ナメや大スラブの連続で大変楽しい沢ですが、雨の今日は、遠路富山から来たと言う3人のパーティーと私だけのようです。

                  早速現れたナメ滝
画像


遠くに雨に煙る山波は仙ノ倉北尾根あたりでしょうか??。
その下にはスラブも見え、ナメた滝も見えます。

                   ナメの続く沢
画像


                  こんなナメ滝を登ります。
画像


                 登ったナメ滝を上から眺めます
画像



さらにナメた滝がズーッと続き、雨は降っていても楽しい沢歩きになりました。
沢の水は冷たい所もあれば、ぬるい所もあります。気温は23℃くらいで寒くは
ありません。悠久の昔から流れる水は沢も渓も美しく変えて流れて行きます。

                  美しい渓
画像


画像


画像


画像


8mナメ滝とその上に25mナメ状滝が見えて来ました。
今日は雨で岩が濡れていて、かなり滑ります。

                  8m滝とその上に25mナメ滝
画像


こんな大きなスラブ状のナメ滝は始めて見ました。晴れていれば上から尻セードのようにして天然 ウォータースライダー を楽しみたいくらいでした 。                   

                   25mナメ滝
画像


この辺りで左に大きく削られた東ゼン沢と出会いました。
東ゼンの上には遥かに高い所から落ちる滝も見られます。

                   東ゼン沢とその上に滝が
画像


                  東ゼン沢
画像


                  東ゼンと西ゼンの出合いあたり
画像


この辺りが西ゼンの核心のようです。ナメ滝と上部に大きなスラブも見えて来て、
沢の大伽藍の中を歩いているようでした。

                  30m近いスラブ状ナメ滝と上に大きなスラブも見えます
画像


下からナメ滝を見上げれば、かなり急勾配です、直登はとても出来ません。
なんとか左の草付きを登りました。

                   ナメ状滝
画像


                 上から下を眺めて見ました
画像


さらにナメ状滝が続きますが、単独では直登は出来ません、右の草付きを必死に登りますが、濡れた草や岩は滑って登れません、仕方なくかなり高く高巻きして藪を掻き分けなんとか登りました。

                 さらに続くナメ滝
画像


画像


画像


画像
            

苦労して高巻きした甲斐がありました。なんとか峡谷を過ぎると、
とても写真では表現できない、大きな大きな第一スラブが待っていました。
こんな大スラブは始めてです。

                  第1スラブ
画像


その第1スラブの下で遅い食事にしました。雨に濡れながらコンビニオニギリを食べましたが、コンビニおにぎりがこんなに美味しいのは、やはり絶景のせいでしょうか??。

                  第1スラブ直下
画像


この先第2スラブを登り平標山 直ぐ下の地塘に着きますが、ここからはさらに急勾配になります。雨の日の単独沢登りでは かなり危険と思い今日はここまでにしてクライムダウン。それでも単独で良くここまで登って来たと思い満足でした。

                  帰り道の沢
画像


画像



画像


平標新道を帰る頃は、木々に降った雨がポツリ ポツリ、と合羽ににあたり
その音と渓流の音を聞きながらの静かな山歩きでした。

                 この沢の吊り橋を渡り林道に出ます
画像


なんとか無事帰る事が出来ました。林道を30分程歩いて駐車場に着きますが、ふと上を見ると「ワコ」さんが眠る荒沢山とその隣に足拍子山が見えました。少し険しい山ですが、今は穏やかに聳えています。冬になれば雪を一杯に付けて、見事なヒマラタヒダを落としています。

                  夕方の荒沢山と右に足拍子山の稜線
画像


 ・・・ワコさんお陰さまで無事下山出来ましたよ!!

 ・・・こんなブログを出すと貴女も沢登りやりたくなるのでは無いですか??

 ・・・今年の夏はこの辺りは雨が沢山降ったようですが

 ・・・貴女はどんな山を風になって吹き渡っていましたか

 ・・・また残雪の頃には必ず登りに来ます。日白山で会いましょう!!。


                  今年始めての紅葉
画像







   BGM付きの大画面スライドショーをお楽しみください。
   









テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
ナイス ナイス ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(27件)

内 容 ニックネーム/日時
インレッドさん、こんにちは♪
画像では穏やかそうに見えますが、実際はとても険しそうですね。
辿り着いた第一スラブ、イメージが沸きます。
そこに辿り着いたればこその感動が待っている世界でしょう。

まだまだ、雨に翻弄される週末が続いています。(^^)/
クロちゃん
2011/09/18 17:35
今晩は!
ワンダフル!!!
折角の3連休、天候は日本中パッとしない。こんな時どこへ行けばいいのだ?
さすがに、インレッドさん目の付け所が違います。
素晴らしい滑滝です。でも、高巻きはかなりきつかったと思います。
清々しい映像、ありがとうございました。
甘納豆
2011/09/18 18:11
こんばんは!

雨の日に? 「どうせ濡れるなら」・・・発想の転換ですね!
でも、雨の日の沢は危険なのではありませんか? 
流れもかなり速いように見えますし・・・ そしてナメ滝の上からの画像を見ると傾斜もきつそうで、見ている私の足が震えてしまいます。
上流で強い雨が降ったら・・・なんて考えたら怖いです!

残雪の頃にご逝去されたワコさんには新彼岸なんですねぇ

きっとインレッドさんの素敵な詩はワコさんの元へ風が運んでくれたことでしょう

合掌


達磨の次男坊
2011/09/18 19:30
クロちゃん、今晩は。
ここは大ナメと大スラブの続く大変美しい沢でした。天気が良ければもっともっと凄かったと思います。本当は第2スラブまでは行きたかったのですが、勾配もさらに急になり危険のようでしたので、ここで下山しました。本当に素晴らしい沢でした。



インレッド
2011/09/18 19:52
甘納豆 さん、今晩は。
この沢は大ナメと大スラブが本当に素晴らしい沢です。是非一度登って見て下さい。大感動が待っていると思います。雨の日の単独ではこの辺りまでが精一杯ですが、パートナーがいれば、それ程難しくは無さそうです。お勧め致します。
インレッド
2011/09/18 19:59
達磨の次男坊 さん、今晩は。
そうですね、雨の日に単独でこんな沢に登れば、万一何か会った時は、きっと避難されると思います。それだけに絶対に滑落は避けようと慎重に登りましたが、一度だけ3mほどドボーンしてしまいました。この辺りの沢では、万太郎本谷・ダイコンオロシと今回といずれも雨でした、私は晴れ男なのですが、「ワコ」さんの涙雨なのでしょうか??。
インレッド
2011/09/18 20:04
今晩は!
素晴らしい沢がありますね。わぁ〜水着で滑ってみたいなって所もあって、
絶対見れない行くことも出来ないでしょう映像をありがとうございました。
インレッドさま乾杯!!。
たかちゃん
2011/09/18 20:28
こんばんは
あまりにも素晴しく美しいナメ滝にPCキーを叩いています。
インレッドさんに刺激されて、大した滝には行けませんが、自分なりの沢登りを時々しています。
沢で気をつけなければ行けない事は、山道以上に万が一の油断は絶対禁物です。
大ベテランのインレッドさんですから、それ以上は申しませんが、ご注意の上お楽しみ下さい。
ジャクソン
2011/09/18 20:32
たかちゃん さん、今晩は。
早速にコメント有難うございます。
そちらからではかなり遠いですが、この辺りには良い山も温泉も沢山あります。キャンピングカーで是非お越し下さい。この日に会った登山者はわざわざ富山から来られた方達でした。上杉景勝や直江兼続の坂戸城の坂戸山はもう登られましいたか?。
インレッド
2011/09/18 20:51
私には絶対無理、と思っても
インレッドさんのレポを拝見すると、沢に強く憧れてしまいます。
きょうもまた、素敵な沢にご一緒した気分になりました。
ありがとうございました。
pallet
2011/09/18 20:53
ジャクソンさん。、今晩は。
沢登りをやっていますか、この辺りの谷川近辺には易しい良い沢がたくさんあります。お出かけ下さい。
ご指摘は肝に銘じて感じています。御安心下さい
インレッド
2011/09/18 20:54
palletさん、今晩は。
夏は沢登りは涼しくて気持ちの良いものです。雨が降ってもどうせ濡れるのですから、全くお構いなく歩いて居ます。そのあたりが自然と一体になったようで又良いようです。
一度簡単な沢にでも行って見ませんか。きっと癖になると思います。最近は結構女性の沢ノボラーが増えています。この日も富山から来た3人連れの内一人の方は女性でしたよ!!。
インレッド
2011/09/18 21:01
水の音が聞こえてきそうです(^^)♪水量多かったですね〜、ナメに迫力があります!まだ沢登りの季節から離れたくありませんね。
やまや
2011/09/18 23:00
こうやって、ナメ滝を拝見させていただく毎に、水による岩の浸蝕と時間について考えます。
いったい何年かかってこんなナメを造るのでしょう?万年単位なんでしょうね。
おにぎりがおいしいのは、眼前に広がる絶景を造った“悠久に時間”を感じているに違いありません!!
本読みと山歩き
2011/09/19 07:58
お早うございます。
沢の音が聞こえてくるようです。緑のシャワアーと天然イオンを浴びながらスラブやナメ滝を登っていけば精神も肉体もシッカリ元気になります。山へ行ってきた後の爽快感は本当に気持ちがいいものですが、沢歩きのあとではより一層さっぱりした爽快感で満足するでしょう。山歩きも沢歩きも本当に癒しになります。
ローラー
2011/09/19 09:19
やまや さん、こんにちは。
ここは大ナメ・大スラブが続き大変楽しい沢です。登り上げれば、7・8月頃ならば花々の咲く池塘に着き山頂までも10分程で着きます。山や沢の沢山ある富山からわざわざ登りに来るくらいですから、いつの日か是非登って見て下さい。
インレッド
2011/09/19 09:45
本読み さん、こんにちは。
そうですね長い間の水の浸食によってナメた岩場が出来て、時には丸い甌穴のようにもなっています。こんなデッカイ1枚岩は始めて見ました。もの凄いスラブでした。悠久の時間を感じながら登るのも また 楽しいものですね。
インレッド
2011/09/19 09:50
ローラーさん、こんにちは。
沢登りは山登りに比べれば地味なような気がしますが、登っている本人は涼しくて、特に夏場は爽快で楽しくて止められません。それでも危険は山登りよりも沢山あります。特にこんな雨の日は滑って危険度が増します。そんな訳で連れて行って と良く言われますが、なかなか簡単には「ハイ」と言えません。
インレッド
2011/09/19 09:57
雨に濡れながら沢を歩き
雨に濡れながらおにぎりをほおばる。
インレッドさんらしくていいですね。
ワコさんも羨ましく思っているかな?
いや、もっと自由な風になって
あちこち飛んでいられるのでしょうね。
nousagi
2011/09/19 10:18
nousagiさん、今晩は。
今頃は風さえなければ濡れていてもそれ程寒くはありません。一応ゴアテックスの合羽は持っていましたが。着るとかえって蒸し暑くて、ぬれて居た方が涼しかったです。今年も沢山沢歩きをしましたが、夏を快適に過ごす、私の手段なのです。
インレッド
2011/09/19 18:18
そちらにも、素晴らしい沢が沢山ありますね。
今度機会があったら歩いて見たいと思いました。
nori
2011/09/19 18:20
noriさん、コンニチハ
ここは本当にナメやスラブが沢山あって、しかもどのナメやスラブも結構大きくて、本当に見応えのある沢登りでした。良い所ですので機会がありましたら是非お出かけ下さい。
インレッド
2011/09/20 08:51
沢の水量が多いですね。
実際には、画像で見るよりずっと迫力があって、それだけ危険なのかなぁと思いましたが・

どうせ濡れるのならば・・・のくだりで、思い出したことがあります。
テニスに夢中だったころの友人が(私も同様でしたが ^^;)
雨でコートが使えないからと、娘さんを海に連れて行ったことがありました。
どうせ濡れるんだからという思いだったのですが、えらく不評だったそうです。
インレッドさんの場合とは、ちょっと違いますけど・・・。
はなねこ
2011/09/20 21:25
おはようございます。
沢登の醍醐味が写真とレポから伝わってきます。
高巻きはさぞ辛かっただろうななんて想像しています。
昔・・・渓流釣りで奥秩父に入ってとき高巻きが怖かったのことを思いだしました。

写真ではとても表現できないという第一スラブ・・・素晴らしい場所なんでしょうね。
目をつぶって想像しています。
keykun
2011/09/21 06:52
はなねこ さん、今晩は。
ここはナメた1枚岩が多くて、斜面が緩やかな登りならば、ルンルン気分で楽しいのですが、急斜面ですと滑りますから怖いです。大きな大きな1枚岩の斜面は中々の迫力がありました。7月〜8月ならば登り上げると池塘があり、平標のお花畑も10分程で行く事が出来ます。
インレッド
2011/09/21 17:36
keykunさん、今晩は。
第1スラブからさらに第2スラブを登り上げると、平標のお花畑まで10分もあれば着くところです。大きな1枚岩のナメ滝とスラブは中々見応たえがありました。高巻きは草付きでは急過ぎて不安定で登れず、木々のある所まで藪漕ぎをして、高巻きしました、なんとか通過しましたが、それにかなりの時間を費やしてしまい、第2スラブには行く事が出来ませんでした。それでも単独でよくここまで登ったと思いました。
インレッド
2011/09/21 17:46
たそがれ清兵衛さん、今晩は。
気持ち玉有難うございました。
インレッド
2011/09/21 18:05

コメントする help

ニックネーム
本 文
スラブ・ナメ滝の伽藍 仙ノ倉西ゼン。 2011/9/17日 インレッド残照録/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる