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zoom RSS コウシンソウ咲く庚申山。

<<   作成日時 : 2014/06/22 16:31   >>

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2014/6/21日、梅雨の最中、今日も天気予報は曇りのち雨。前2回の登山も雨の中で、やはり雨の中を歩くのは少しキツク感じます。そんな訳で今日は、中禅寺湖畔の千手ヶ浜あたりで、クリンソウを傘を差しながら、ゆっくりと眺めて緑陰の中で癒しのオゾンをいっぱい貰おうと出掛けました。ところが足尾辺りを通る頃は薄日も指していて、それならば本格的な登山になる、庚申山に登りコウシンソウを、昨年に続き見て見ようと言う気になりました。

     今日のコウシンソウ
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銀山平から長い林道を庚申渓谷の瀬音や
今日も溢れるほどの、春蝉の蝉しぐれを聞き
まだ子供の頃の夏休みを想いながら
1時間近く歩き登山口の一ノ鳥居に着きました。

     一ノ鳥居
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小さな沢沿いを、美しい鳥たちの囀りを聞きながら
木漏れ日の落ちる登山道を登り
庚申講の本山、旧猿田彦神社のあったあたりまで登ります。

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猿田彦神社跡の下に着きました。そこには男体山とこの庚申山を開山した勝道上人と、大忍坊の碑がありました。年代もかなり離れている二人の碑が、一緒に飾られているのはちょっと不思議な気もします。

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余談ですが大忍坊は明治新政府の薩長主体の政治に対して、廃藩置県で行き場の無くなった旧下級藩士たちの不満を聞き、雲井龍雄を首領として明治新政府に反旗を翻して処刑されました。

     猿田彦神社跡
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大忍坊の墓所は足尾銅親水公園の少し手前にある竜蔵寺にあります。そこには多くの工夫たちや、渡り工夫の墓もあります。渡り工夫はあちこちの鉱山を渡り歩いて工夫として働く人々の事です。工夫には友子制度があり親分は子分を家族のように面倒を見なければなりませ、渡り工夫も亡くなるまで面倒を見る事になって居て、竜蔵寺にはその工夫たちの無縁仏の碑が今でも沢山あります。

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この猿田彦神社の直ぐ先に、庚申荘があります。1泊¥2050(全部自炊)で泊れ、結構多くの人が利用しています、この時期は管理人のかたも常駐していて、小屋の中は結構綺麗になっています。

     庚申荘
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クリンソウ咲く猿田彦神社跡から、岩々だらけの登りになりますが、
まず直登コースを登り、帰りに「お山巡り」コースを下山しようと思います。

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山頂への尾根に出る直前あたりに2ヶ所ほどコウシンソウの咲いている所がありますが、登山道からほんのちょっと離れるため、知らなければ通り過ぎてしまいます。おまけにコウシンソウは米粒ほどの大きさの花で、「そこに咲いていますよ!!」と教えてやっても解らない位です。

      こんな岩場にユキワリコザクラと一緒に咲いています。
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     ユキワリコザクラ
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     コウシンソウ
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コウシンソウは可愛い花ですが、食虫植物です
可愛い顔に騙されて、寄って来た虫どもを粘液で
溶かして食べてしまいます。
可愛い顔には気を付けましょう!!

     溶かされた虫
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コウシンソウ咲く岩場はもう1ヶ所あります。これから山頂へ行き
食事をしてから、そちらに行って見ようと思います。


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     庚申山山頂
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今にも雨が落ちて来そうな、山頂の少し先の展望地まで
行きましたが、近くの皇海山も雨雲の中で見えません
今日は雷もあると言う予報なので、お山巡り」コースを
早々に下山します。

     皇海山方面
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さて、ここからは南総里見八犬伝の犬飼源八が出て来る
化け猫退治で有名な岩場を幾つも登ります。

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ここには沢山の梯子階段や吊り橋があります。昨年はその梯子が横に傾いていて、降りる事が出来なくなった
東京からの10人くらいのパーティーがありました。下の銀山荘に3時頃降りて泊る予定が、午後の6時頃になっても降りて来ず、その方達と会わなかったかと尋ねられました。その方達には山頂付近で追い越しましたが、初心者の方達のようでちょっと心配でしたので良く覚えていました。結局山荘の方と、もう一度途中まで登って行き、何とか下山して来たそのパーーティーの方と出会いました、数人の女性が怖くてどうしても降りられないと言う事で二人の男性が何とか手伝って下山出来たようです。

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上に亀岩が見えて来ました、その岩の下にコウシンソウは咲いています。

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ここにもユキワリコザクラが沢山群生していて
だんだんとコウシンソウを駆逐していくようです。

     ユキワリコザクラ
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ここのコウシンソウは垂直に近い岩場の斜面に咲いています
米粒程の花が風に揺れ、カメラに収めるのはかなり難しい場所に
咲いています。

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コウシンソウは国の天然記念物に指定されています。
絶滅危惧種U類の貴重な花で、今は地球には、このあたり
にしか生息していません

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下山する頃には日光地方は大雨洪水注意報が
出ているようで、今日も傘を差しながら下山しました
今頃の雨は、植物にとっては慈雨の雨です。田植え花
とも言われているタニウツギ咲く長い林道を一人
とぼとぼと歩き、やっと駐車場に着きました。

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コメント(35件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。今年も会いたくても出会えない可愛いお花を
見せて戴けて嬉しい限りです。険しい登山道で梅雨の最中に
咲く花は美しいですね!!優しいインレッドさまのお心が
伝わってきます。ありがとうございます。

中国地方94駅・四国地方83駅「道の駅」スタンプめぐりも
終え532駅終了致しました♪
色々な風景を満喫し、沿道に咲く花々も綺麗でした。
今度からはもうすこしゆっくりの旅になりますように?!
たかちゃん
2014/06/22 17:22
私は昨日は仕事で、当初22日に庚申山の予定でしたが、父が亡くなったのでキャンセルしました。
ずっと疲れがとれずに、やっと落ち着いてきたところですが、新盆まではいろいろやる事がありますね。
コウシンソウは又来年に繰り越しです。
今年もインレッドさんのブログで見る事が出来たので、嬉しいです。
chiaki
2014/06/22 19:24
インレッドさん こんにちは
コウシンソウは面白い形のお花ですね。
ムシトリスミレに似ているなぁと思いましたら、仲間なのですね。
ムシトリスミレはあちらこちらで目にしますが、コウシンソウは自生環境がちがうのでしょうね。是非とも生き延びてほしいものです。
私もいつかはと思っているのですが。
はなねこ
2014/06/22 19:39
こんばんは

コウシンソウ・・・天然記念物なのですね。
名前もお花も初めてです。
可憐な姿の小さな花を見せて頂いて本当に嬉しいです。
食虫植物は可憐な花を咲かせるような気がします。
虫の命が花に変わったようなそんな気持ちになっています。
hanasaku
2014/06/22 20:16
インレッドさん こんばんは

今が咲いている時期なんですね、長い林道歩き、お疲れ様でした。
庚申山のお山巡りは雨模様で危なくなかったですか?
クリンソウとユキワリコザクラの咲く近くの様ですが、通り過ぎてしまいそうですね、天気を体調次第で火曜日に行けたら行ってみたいです。見つけても写真を撮るのがまた難しそうですね。かわいいお花の写真有難うございました。
夢創歩
2014/06/22 21:49
やっぱりどんな天気でも出かけられるんですね。
コウシンソウもユキワリコザクラも可愛いですが
ユキワリコザクラに分があるんですね。(^^;)
どちらも生き残ってほしいですが・・・。
nousagi
2014/06/22 22:37
インレッドさん、私も計画はしておりました。
でも、金曜にも雨が降って、木曜も警報が出て、良くないのでは遠征しても・・・と思って、映画を見てしまいました(笑)春を背負って。
次週では遅いですかね?・・・でも仕事もあった・・・
なかなか会えないお花です。
るたん
2014/06/22 23:43
たかちゃん さん、お早うございます。
532駅も行って来ましたか、凄いですね、こちらの南牧の駅での花も良かったです。
今度はどちらの道の駅なのでしょうか??。
インレッド
2014/06/23 08:00
chiakiさん、お早うございます。
大変ご愁傷様でした。山は逃げませんから、落ち着いたらまたあちこちと登って下さい。ところで「春を背負って」の愛のようにお父さんとの想い出の山はありませんか、ありましたらそれをブログに出せば、良い想い出になると思います。映画よりも小説の方がズーット感動的ですからこの機会にぜひ読んで見てください。
インレッド
2014/06/23 08:09
はなねこ さん、お早うございます。
形はムシトリスミレと全く同じようですが、花の色が違うだけのようです。ここのコウシンソウは少し登山道から離れた所で咲いていますから、行かれる時は充分に調べてからお出かけ下さい、山頂へ出る尾根の少し手前の右側に踏み跡がありほんのちょっと行くとあります。もう1ヶ所は亀岩と言われる岩場に咲いています。お山巡りコースを下山に使うと亀のような岩場が見えますから解ると思います。今週末でもまだ大丈夫ですよ。
インレッド
2014/06/23 08:15
hanasakuさん、お早うございます。
虫の命が花になった・・・なるほど良い表現ですね、そう思えば一層可愛い花に見えますね。この花は男体山あたりとここにしか咲いていませんから、大抵の方は知らない花だと思います。ムシトリスミレに良く似た花です。
インレッド
2014/06/23 08:19
夢創歩さん、お早うございます。
今週末ぐらいまでは充分見頃ですから、お楽しみ下さい。
会の方と行かれる時は初心者の方は充分に注意して下さい。ここは毎年のように遭難や怪我人が出る山です。
インレッド
2014/06/23 08:22
nousagiさん、お早うございます。
コウシンソウはユキワリコザクラに少しずつ駆逐されて居るように見受けられます。最初の岩場にはユキワリコザクラは以前はほんのちょっとしか無かったのですが、今回はかなり増えて居て、その分コウシンソウは少なくなっていました。大雨ならば千手ヶ浜にしようと思っていましたが、朝は日差しもありこちらにしましたが、結構疲れました。
インレッド
2014/06/23 08:27
るたん さん、お早うございます。
今週末でもまだ大丈夫ですよ。春を背負って は私も見ましたが、本をよんでいましたので、内容が違い過ぎていて、少しがっかりしました。やはり本のように奥秩父を舞台にした方が良かったと思います。
ここは結構岩場が多いので濡れていたらぜひ気を付けて登って下さい。
インレッド
2014/06/23 08:30
peroさん、お早うございます。
気持ち玉有難うございます。
インレッド
2014/06/23 08:31
achisiさん、お早うございます。
気持ち玉有難うございます。
インレッド
2014/06/23 08:32
MORINOBUNAさん、お早うございます。
気持ち玉有難うございます。
インレッド
2014/06/23 08:33
ハンス さん、お早うございます。
気持ち玉有難うございます。
インレッド
2014/06/23 08:34
庚申山、庚申山荘・・・懐かしいです。変わらないですねえ、一の鳥居まではよくいくのですが中々上まで行かないので、山小屋のお風呂を思い出しました。
あのころ一緒に登った仲間が今は健康を害したり、お先に逝くよといなくなったり・・。薄い毛布にくるまって星を眺めていた階段が嬉しいです。
 
しまふくろう
2014/06/23 11:00
魅 さん、今晩は。
庚申山荘では風呂に入れるのですか??。泊った事が無いので知りませんでした。
雰囲気はなかなか良い山荘ですね。私はまだ脚力だけはどう言う訳か元気です。
インレッド
2014/06/23 18:54
とわ さん、今晩は。
気持ち玉有難う御座います。
インレッド
2014/06/23 18:55
青木院長さん、今晩は。
気持ち玉有難う御座います。
インレッド
2014/06/23 18:55
こんばんは。
庚申山は行ったことがありませんが、花あり崖ありで楽しい山歩きができそうですね。
クリンソウ、ユキワリコザクラ、コウシンソウ、素晴らしい写真を拝見させて頂きました。
注意しないとコウシンソウは見落としてしまいそうですね。
カスミッシモ
2014/06/23 21:29
カスミッシモさん、お早うございます。
コウシンソウは一見の価値は充分にありますので、こちらにお出かけの際はぜひ眺めて下さい。小さな花ですが可憐な花です。
インレッド
2014/06/24 08:45
ミニミニさん、お早うございます。
気持ち玉有難うございます。
インレッド
2014/06/24 08:46
同じ日のコウシンソウを見に登ったのですね、shiinaは怖くて、お山めぐりコースには行けませんでした。帰りの林道歩きの頃から雷がひどくなりました。
でも、やはり、コウシンソウはかわいい・・・
shiina
2014/06/24 13:02
shiinaさん、今晩は。
コメント有難うございます。
同じ日でしたか、どこかで出会ったでしょうか??。私よりも少し早めに林道を歩いていたようですね。雨や雷がなり始めた頃はまだ亀岩辺りに居ました。その辺りからカッパを着て傘を差しながら下山しました。
そうですねコウシンソウは可愛い花ですね、雲竜渓谷の雲竜爆あたりの咲いているそうですよ!!。
インレッド
2014/06/24 19:20
コウシンソウは見た事がありませんが
なかなか可愛い花ですね、被写体としては
かなり難しそうですが、一度は撮って見たい
花です。
nori
2014/06/25 19:38
こんばんは
前回もコウシンソウを拝見した時には、急な岩場に咲いている事が書かれていましたが、今回はその急な岩場の様子がストレートに伝わって来ます。
こんなに沢山コウシンソウもユキワリコザクラも咲いているとなったら、何が何でも出かけたいものだと思われますが、高所恐怖症の私にとっては、パーティの二の前にならぬよう我慢あるのみです。
可憐な花をありがとうございます。
リッキー
2014/06/25 20:14
noriさん、お早うございます。
noriさん ならば 腕も良いしレンズもいっぱい持っているようですから、きっとよい写真が撮れると思いますので、ぜひお出かけ下さい。
インレッド
2014/06/26 08:22
リッキーさん、お早うございます。
花がお好きなリッキーさんですから、是非見にお出かけ下さい。庚申荘は2050円で泊れます、布団などもあるようですから、食料だけ持参して来れば大丈夫です。ついでに鋸山経由で皇海山まで行って来れば最高と思います。
インレッド
2014/06/26 08:25
庚申山荘、懐かしいです。
いつかも書きましたが、庚申山荘泊りで↑の 鋸山-皇海山-六林斑峠を周回したことがあります。まだそんなにたくさんの山へ行ってないころでしたので印象深く、その時の山行は未だに私の中でのベストテンに入っています。
コウシンソウも見てみたいのですが、公共交通機関を使って行くとすると、我が家からはすごく遠いのが難点です。
pallet
2014/06/26 23:11
palletさん、今晩は。
車ならば高速の東北道から宇都宮〜日光道を通ってくれば案外早く来れると思いますが、電車ではちょっと大変ですね、やはり電車では庚申荘に1泊して登るのが一番良いとと思います。この花を見にまたぜひお出かけ下さい。
インレッド
2014/06/27 19:10
こんにちは
オイラも一度だけ登ったことがあります。
岩場や橋・階段が恐ろしかったのを覚えています。
コウシンソウも見ました。
岩にへばりつくように咲く花を見て感動しました。
庚申荘に宿泊してゆっくり登りたいものです。
keykun
2014/06/28 10:38
keykunさん、今晩は。
暫く山はお休みのようですね。
こちらの山は登りましたか。結構きつかったと思います。こんな雨の日は余計に大変でした。
また機会がありましたら是非どうぞ!!。
インレッド
2014/06/28 19:57

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