怪物、刃物ヶ崎山へ・・・  2011/4/16日。

刃物ヶ崎はハモンガサキと呼びます。名前の通り鋭い刃のような岩峰が一直線にそそり立って居る山ですが、麓からは見る事が出来ません。今年3月に登った布引山やその隣の雨ヶ立山からならば見えるのですが、どちらも登った時は見えませんでした。

                  歩き始めの須田貝ダム入口付近より朝の景色
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真っ白な雪山の中に、雪も付かない真っ黒に聳えるその怪物ぶりを、何時の日か眺め登って見たいと以前から思っていました。無雪期は猛烈な藪漕ぎで、真冬は最初から深くてきついラッセルの続く登りが待っています。そんな訳で私の登れる季節は、3月末頃から4月中頃以外は登れそうにありません。

                  最初はこんなダムサイトの道を歩きます。
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雑誌「岳人」が選んだ、マイナーな山、日本一は新潟の矢筈山ですが、確かこの山もその中に選ばれた山と思います。マイナーな山に選ばれる資格は。麓から遠い事、山容が良い事、登山道が無い事だそうですが、この山は今はダムが須田貝ダム・八木沢ダムと二つも出来てしまい、無雪期ならば、登山口には簡単に行くことが出来ます。今はまだ冬季閉鎖中の為、その二つのダムサイトを歩いて行かなければなりません。

                  須田貝ダム上部、洞元湖付近からの眺め
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関東では一番のマイナーな山と思いますが、どこまで登れるか、果たして辿り着く事が出来るかは解りません、せめて家ノ串(武尊にも同じ家ノ串があります)あたりまでは登って、黒く聳えるモンスターを眺めて見たいと思いましたが、後ろからも前の方からも雷のような音が響き、雪崩が林道を塞いでいました。

                  雪崩た所を除雪している工事の方
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この道路を水資源公社から委託されている建設会社の方が「今はまだ、この道は歩行でも通行禁止です」と言われてしまいました。「せめて八木沢ダムから奥利根湖の上の景色を写真に撮らせて下さい」と頼み、なんとか許可を貰い奥利根湖の上に聳える上越国境の山々を写真に撮りました。

                 奥利根湖の上に 新潟の小沢岳・下津川山あたりかなー??
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                 家ノ串方面かなー?。この左奥に刃物ヶ崎山はあるのですが
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                 以前登った雨ヶ立山方面
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登山口付近を眺めて見たら、雪も堅そうで、最初だけ雪崩を気を付ければ後は尾根の登りで、雪崩は大丈夫と思うのですが、残念ですが引き返すことにしました。
まだ午前中でこのまま帰るのはちょっと勿体無いので、須田貝ダム付近の里山に登って見ました。

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                  里山の頂上付近から雨ヶ立山方面
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                  家ノ串と右に巻機へ続く稜線かなー?
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そんな訳でモンスターを見ることは出来ませんでした、5月になって藪を漕いで行くより仕方が無いようです。マンサクを眺めながら雪の道を降りる頃は、俄かに突風が吹き始め、春の嵐になりました。その風に周りの空気が薄緑色になり、大きく揺れる杉の葉からは物凄い花粉が飛び散り、おまけに6月の梅雨のような雨になりました。まるで「10年早いよ!!」と怪物が笑っているような気がしました。

                  花粉散る山
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